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マニュアル作成の外部委託を検討する際に、まず気になるのは費用(コスト)ではないでしょうか。
しかし、Web上で情報収集をしても明確な情報がほとんど出ていないため、「相場がわからない」「比較検討ができない」「どのくらいの予算を見込めばよいのかわからない」といった意見をよくいただきます。
この背景には、マニュアル作成にかかる費用を算出するには、さまざまな状況や要件を踏まえる必要があり、一律のコストテーブルとして提示しづらいという事情があります。
本記事では、マニュアル作成費用の考え方についてわかりやすく解説します。外部委託を検討中の方は、ぜひご覧ください。
目次
なぜマニュアル作成の費用はわかりづらいのか
費用を決める3要素
作成費用を抑えるポイント
比較検討する際の注意点
まとめ
マニュアル作成とは、マニュアルを「書く」だけの単純な作業では済みません。一般的に以下のようなプロセスを含む、“ドキュメント設計プロジェクト”です。
プロセスごとに目安となる費用を提示することは可能ですが、お客様にとっては、その妥当性も含めて理解・判断がしづらいものになるでしょう。
そこで一般的には、成果物であるマニュアル1ページあたりの単価目安を示すことが多いです。しかし、上記プロセスの有無や難易度によってそのページ単価が変動するため、ページ単価の記載も、○○○○円~○○,○○○円といった幅を持たせた記載になります。
ここでは、マニュアル作成費用が変動する条件について、フィンテックスの考え方を解説します。
マニュアル作成費用は、主に以下の3つの要素で決まります。
①規模(ページ数)
②新規性(流用度)
③視覚化(ビジュアライズ)
最もわかりやすく、基本の考え方となるのが、マニュアルの規模つまり「ページ数」です。
単純計算として、1,000ページを作成するには、100ページの10倍、10ページの100倍の労力(期間、人工)がかかり、その対価を費用としてご請求します。
たとえば、1ページの単価が20,000円のマニュアルを100ページ作成する場合の費用は、以下の計算で算出します。
20,000(円)×100(ページ)=2,000,000円
同量のマニュアルを2冊作成するのであれば、
20,000(円)×100(ページ)×2(冊)=4,000,000円
概算費用を把握するには、そのマニュアルの規模(ページ)がどのくらいになるのかを想定するのが第一歩になります。
次に考えるのが「新規性」です。
情報源がなくゼロから作成するのか、既存マニュアルや資料をある程度流用できるのかによって、マニュアル作成にかかる労力が大きく変わります。
マニュアルの元となる情報源(既存のマニュアルや資料)が何もない場合は、その情報収集やマニュアルの企画・設計など必要なプロセスが多くなるため、労力(期間、人工)がかかります。
必要なプロセスの例は、以下の通りです。
このようなプロセスを踏まえて、新規作成時のページ単価は高めになります。
特に、「取材・ヒアリング」はマニュアルのページ数に関係なく、実施回数ごとに金額がかさむため、費用増の要因になります。
一方で、既存マニュアルをベースに再構成する場合や、既存資料で基となる情報が整理されている場合には、ページ単価を抑えることが可能です。
たとえば、流用率が50%程度ある場合、取材・ヒアリングや執筆の工数が相対的に抑えられるため、結果的にページ単価を2~3割抑えられる可能性があります。また、「取材・ヒアリング」の回数も少なくなるため、総額も抑えやすくなります。
流用可能な資料の例は、以下の通りです。
流用元があるかどうかは、費用に直結する重要なポイントです。お手持ちの資料がマニュアルのベースになるかどうか判断がつかない場合も、ぜひ営業担当者までご相談ください。
3つ目は、マニュアルで解説する際の「視覚化」です。
わかりやすいマニュアルには、テキスト情報だけではなく視覚的な解説=ビジュアライズの工夫が多く見られます。業務フロー図などの図解やイラスト、写真、操作画面キャプチャの掲載などが挙げられます。
通常、図解やイラストを作成する場合は、作成単価 × 点数 で見積もるため、図解やイラストの点数を増やしすぎてしまうと作成費用が大きく膨らみます。
また、写真撮影をプロのカメラマンに依頼すると高品質な写真を掲載できますが、撮影場所・機材・カメラマン手配などにそれぞれ費用が発生します。
ビジュアライズを検討する際には、どの情報を視覚化するのか、その優先順位を事前に精査しておくことで、予算内に収めながら最大限の効果を生むことができるでしょう。
マニュアル作成にかけられる予算が決まっているお客様も多いです。フィンテックスでは、マニュアル作成費用を最適化するために、事前の打合せ時に以下のポイントを踏まえて整理・ご提案します。
想定した範囲すべてのマニュアルを一気に作る必要はありません。まずは予算内で作れる範囲を事前に想定し、見積をさせていただきます。
優先的に仕上げたい章・分冊から順に作成・納品することで、費用を分割することも可能です。
マニュアル作成の一部をお客様に実施していただくことで、委託費用を抑えることが可能です。
たとえば以下のような事例があります。
マニュアル整備にあたり、最も重要する点は何でしょうか。”絶対に譲れないポイント”を教えてください。
このような、お客様が重視するポイントを押さえながらムリ・ムダなくマニュアルを作成することで、効率的に、結果として費用を抑えながら、お客様にとって最適なマニュアルが完成します。
決められた予算内で収める方法をお客様とともに考え、提案しますので、諦めずにぜひご相談ください。
外部委託を検討する際、複数社から相見積を取ることは有効ですが、比較のしかたには注意が必要です。
まず、初期見積の条件を必ず確認しましょう。たとえば「初校作成まで」「修正は○回まで」など、対応範囲に制限がかかっている場合があり、結果的に追加の費用が発生することがあります。
また、見積の内容が、要件を満たしているかをしっかり確認してください。企画・構成、取材、ライティング、編集、図解、画面キャプチャ加工、校正対応など、希望する内容が想定されていない場合はあらかじめ伝えて、必要に応じて見積を出し直してもらいましょう。
特に、極端に安い金額を提示される場合には注意が必要です。作業範囲が狭い、品質管理が不十分、再委託先に丸投げなど、何らかの事情がある可能性もあります。
会社によって見積の出し方にはバラつきが生じるため、単純な総額比較ではなく、何にいくらかかるのかを分解して確認しながら、慎重に判断することが重要です。
いかがでしたか?マニュアル作成の費用について、フィンテックスの考え方をご紹介しました。お客様の状況や作成する内容に応じて費用は千差万別のため、Webサイトや資料にコストテーブルを載せづらい理由をご理解いただけたかと思います。
マニュアル作成にかかる費用は単なるコストではなく、業務効率化や教育効果を生む投資でもあります。
フィンテックスでは、目的やご予算に応じて最適なマニュアル整備をご提案します。まずは概算のご相談からでも構いません。自社に合ったマニュアルのかたちを、一緒に検討してみませんか。
監修者

企画営業部 営業本部長 / 経営学修士(MBA)
<略歴>
フィンテックスにて、マニュアル作成に関する様々な顧客課題解決に従事。
金融系からエンターテインメント系まで様々な経験から幅広い業務知識を得て、「分かりやすいマニュアル」のあるべき姿を提示。500社以上のマニュアル作成に携わる。また、複数の大企業でマニュアル作成プロジェクトの外部マネージャーを兼務している。
趣味は茶道。
月刊エコノミスト・ビジネスクロニクルで取材していただきました。ぜひご覧ください。
https://business-chronicle.com/person/fintecs.php
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