みなさまより寄せられたご質問の中でも特に多いものに関して、まとめて回答いたします。
内容はご質問が届き次第、適宣更新していく予定です。

- 1. 今までずっと自社で制作していますが、お金をかけてまで外注する意味はあるのでしょうか?
- もちろん御社でそのまま制作していただくことで問題ありませんし、ノウハウが御社に蓄積されますので、より望ましい体制かと存じます。
ですが、餅は餅屋と申しますように、マニュアルや取説の制作には、職人が持つ機微やプロのテクニックが存在します。さらに、御社のご担当スタッフが制作にかかりきりになって3ヶ月かかった場合、3人月を人件費として換金した場合と、当社にご依頼いただいて仮に実質その半額*でプロスペックのマニュアルが完成する場合を比較していただくことでも、外注する意義は非常に強いのではないかと考えております。
*すべての制作費用が御社の1.5人月分で可能となるわけではありません。
- 2. 「良いマニュアル」とはどのようなものなのでしょうか?
- 当社では「良いマニュアル」とは、それを読むであろう対象者にとって必要な情報が必要な形で分かりやすくまとまっていること、であると考えています。
マニュアルの作り手側が常識と考えていることであっても、それを読む側にとっては非常識かもしれません。知っていてあたりまえと思うことを、ユーザーは知らない可能性が高い。そんなことをずっとシミュレーションしながら、かつ過去のお問い合わせ実績を睨みながら、「本当にユーザーにとって役に立ち、机のブックエンドに立てておいてもらえる(またはデスクトップにショートカットを作ってもらえる)マニュアル」が完成すれば、我々の仕事は大成功だったといえます。「そういえばあのマニュアルにこんなことが書いてあったな」と思い出してもらえる作り込み。正解は存在しませんが、限りなく正解へ近づくためのリサーチと反省を繰り返した結果の「良いマニュアル」をご提供させていただく自信があります。
- 3. マニュアルを読むのは正直面倒なのですが、「読んでしまうマニュアル」とはどのようなものなのですか?
- 困ったときに読むのが億劫になってしまうマニュアルではさらに困ってしまいます。大切なユーザー様が御社製品・サービスから離れていってしまう要因ともなるでしょう。
紙でもPDFでもHTMLでも、「欲しい情報がすぐに見つかる」「手順を明確に追える」「用語が統一されていて頭に入って来やすい」「必要な場面で詳細な解説がある」「最初の方だけ読めば全体がある程度つかめる」といった、マニュアルの基本を忠実に実現していれば、ユーザーは「読んでしまう」のだと考えています。
なぜなら、ユーザーはその製品・サービスを使いこなしたいという欲求があるからこそ、そのマニュアルを手に取ったのですから。
「基本を忠実に守る」・・簡単なようですが実は難しい。ですが、メーカー様、制作側の論理を押し付けない制作ポリシーがあれば、実現はそれほど高いハードルにはなりません。
- 4. 制作を依頼する際、発注側は何を用意すればいいですか?
- まずは当社より詳細にヒアリングさせていただきます。
その中で、御社よりご提供いただくもの、当社から取材にて積み上げるものを分類してまいりますので、お問い合わせの段階では、以下の情報の中でご用意可能なものだけご準備をお願いいたします。
- 制作対象となる製品またはサービスの詳細
- 読者ターゲットの想定
- ご希望の完成媒体(紙、PDF、HTML、動画・・・)
- ご提供可能な情報群(写真や過去の流用可能なものなど)
- 納期、ご予算
既存のマニュアルを焼き直す、またはバージョンアップによる更新などの場合は、既存版にてどのような問題やお問い合わせが発生したかの情報もあれば、改善提案の重要なアイテムになりますので、ご用意いただけると助かります。
- 5. マニュアルの制作に関して素人なのですが大丈夫でしょうか?
- 過去にお取引させていただいたお客様から、「そうやってマニュアルを作るのか。なるほどねぇ」という感想をいただいたこともあります。むしろ、作り方が分からないから依頼してくださるお客様がほとんどです。(よくご理解されていらっしゃるなら、自社内で対応されるでしょうし・・)
あくまでそれを読むユーザーの立場にたってご提案さしあげるため、場合によっては依頼主様に対してより強力に提案をさせていただく場面があるかもしれません。お客様の言いなりになって制作した結果が、上手く機能した経験が大変に少ないからです。それらの20年以上に渡る制作経験を基盤として対応させていただきますので、安心してお任せください。
- 6. 大至急完了させたいのですが、依頼してからでき上がるまでどれくらいかかりますか?
- 「大至急」の理由にもよりますが、あまりに短期で制作しても、満足の得られる結果は出にくいものです。そうはいってもなんらかの理由で「絶対にこの日に間に合わせなければならない!」といったご事情がありましたら、まずは一度ご相談ください。日程とご予算見合いで大幅に変わってまいりますが、最大限の完成スキームを組み立てさせていただきます。完成までの目安ですが、A4でお答えしましたように、御社からご提供可能な情報次第になってしまいます。過去の経験ですと、
- 原稿と画面写真をすべてご支給
- 画面加工なし
- DTPのみでPDF納品
- 45ページ
のマニュアルを、約5日で終えた経験があります。しかしながらこれはあくまでエマージェンシー対応となり、分量から見ても決して安くないご請求となってしまいますので、可能な限り余裕を見た日程(特にチェック期間の確保)でのご依頼をいただければと考えております。
- 7. おおよその目安でいいので、かかる費用を教えてください
- マニュアル制作は完全にカスタムメイドのため、すべてに当てはまる定価がございません。
内容の専門性やレイアウトデザイン、ボリューム等の条件によって料金が大きく変動いたします。(つまり、制作中の仕様変更・方針変更によってもご請求額が変化いたします)
ご参考までに、過去の事例をお知らせしますと、当社にて制作させていただいたWindows向けのソフトウェアユーザーズマニュアルの場合、
- 目次案企画
- 全編執筆
- 写真等すべて当社で準備
- DTP、PDF化
- 校正
- 最終的に120ページ
- 修正回数4回
- 制作期間約2ヶ月半
となった制作費のみ(印刷なし)で、ご請求額は約250万円でした。
費用の目安は料金表をご用意しておりますのでそちらをご覧ください。
- 8. 企業機密を多く含む製品(サービス)のため、自社内で制作進行をしたいのだが?
- 御社のような事情により、外部にマニュアル制作依頼できないケースにも対応するため、制作に関わる派遣スタッフをご用意しております。全面的に御社内で作業を行う完全派遣体制と、御社には常駐ディレクターのみを置かせていただいて、実質的な作業は当社にて行う方法とを選択可能となっております。
御社のご事情にあわせたソリューションが可能ですので、なんなりとご相談ください。
- 9. 当社の事業は専門性が非常に高いのですが、対応してもらえますか?
- 御社の事業分野にもよりますが、IT分野であれば社内のスタッフで充分対応が可能な技術レベルを有しております。その他、医療関係、製鉄製鋼関連、バイオ、農業など専門性の高い分野につきましても、パートナー企業や外部スタッフとの連携で対応にあたらせていただきます。
また、徹底的な御社への取材(もちろん御社のご都合の範囲内で)と、当社担当にも短期で御社事業の基礎知識を習得させる段取りを組みますので、ご安心ください。
- 10. 納得の行く理想的なマニュアルができ上がるまで、何回でも修正対応してもらえますか?
- 誤字脱字、表現の不統一、実動作との相違など、本来あってはならないミスは当然ながら徹底的に修正いたします。当初の企画と異なる仕上がりになってしまった部分も、可能な限り当社での修正対応となります。回数につきましては、ご契約の際に「何回まで」といった区切りは設定させていただきますが、修正原因によってはその制限から外れたステップでの修正も実施いたします。初回校正時にいかにミス・仕様違いを排除できるかで最終校の品質が変わってまいりますので、御社および当社でのチェックフェーズに充分なお時間を設定できるスケジューリングをご提案させていただきます。
- 11. 制作中に(製品そのもの、またはマニュアルの体裁に関わる)仕様変更が発生した場合は対応してもらえますか?
- 初期お見積もりのままで、というわけにはまいりませんが、仕様等の変更に際しましては、再スケジューリングと再見積もりを行い、ご了解をいただいた上で継続作業となります。特に開発中の製品・サービスの場合は非常によくあるケースですので、あらかじめそれらも見込んだ日程・お見積もりにも対応いたします。
- 12. 制作してもらえるのは、ITサービスや工業製品、ソフトウェアなどの「製品」だけなのでしょうか?
- 「マニュアル」と名の付くものならすべて対応いたします。
過去実績では、大手飲食チェーン店様のスタッフ用業務マニュアルも手がけました。業界大手の全国アミューズメント施設のブランドを守るための業務マニュアルもあります。
いかなる製品でもサービスでも、マニュアルはかかせない存在です。細かい作り方の段取りは違っても、目的は同じ、手順の明確化・標準化・効率化です。